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とまのす

ちいさくゆっくり民俗学。

牛がいっぱい、牛嶋神社。

東京 神社仏閣 ウシ

ウシジマとゆうと、
なんか貸しを返さないとエラいことになるイメージ。
あと、管理人は結構前に
「ウシジマくんを女体化(ロリ化)した雰囲気」
と言われたことがあり、
嬉しいのだが どのへんがそんな感じなのか
今でもわからずにいる。
※管理人はメガネでもなく、ベリーショートでもない。
 無論、闇金とも何のかかわりもない。

さて。ウシジマくんの話ではないのだ。
両国駅から歩いて30分ほど。
隅田川沿いに牛嶋神社とゆうのがある。
墨田公園の端っこである。
向島」とか、このへんは「島」が多いので
昔はこの辺も「牛島」だったんだろうか。
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牛嶋神社の旧名は牛御前社という名前だった!と知って、
なんとなく牛肉屋の美しい娘の話を思い出したが…
地形から来た名前だとすれば
御前は「ごぜん」でなく「みさき(岬)」だろうか。
読みがわからない。
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境内に入ると、すぐに第一ウシ発見。
ウシ塚か…と思いきや、包丁塚!
文字通り古くなった包丁に感謝をささげ供養するため、
もしくは調理技術向上祈願のために作られる場合が多い。

なんかもうすごく暑いし携帯の電池終わりそうだし
横に立ってる碑をゆっくり読んでいられなかったのだけど、
慰霊と書いてあるし そんなに古くはなさそうなので
牛鍋が流行った時代以降のモノだろうか。
包丁塚と牛塚を兼ねているのか?
(読んでくれば分かったものを 適当言ってすいません)

石燈篭も市松模様になっていたりして、
どことなくモダンである。
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そしてその牛を通り過ぎて右を見ると…
あった!アレが牛嶋神社か!
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つぎに行く三囲神社もそうなのだが、
このスカイツリーの近所にこんな広大な社地。
そんなノッポな若造より遥か昔からここに居たとはいえ
この場所のこの広さ 今買ったらいくらなんだ…
と考えずにはいられない。

昔は現在の隅田公園あたりにあったらしいのだが、
関東大震災で焼失してから公園ができてしまい
現在地に引っ越している。

いや、むしろ
源頼朝とか名だたる有名人が
この神社に神領を寄進していることを考えたら
隅田公園から現在地まですべて境内だった!
という可能性も無くはないな…。

まぁ妄想は置いといて、
ココは慈覚大師が創建したと伝えられている。
彼がある日一人のおじいちゃんに出会い
「国家が混乱したら、ワシが首に牛頭をのせて
 悪魔とか蹴散らしちゃう形相で守護するぞー。
 だからワシの神社作ってくれんかのー」
と言われたのだ。
果たして彼はその通りに神社を作り、
その牛頭を頂く姿から牛御前社と名付けたそうな。

明記はされていないがおそらくこれは牛頭天王
ということでココの祭神はスサノヲである。
牛頭天王とスサノヲは同一視されているので)
そして、もう一人の祭神・アメノホヒ
彼はアマテラスの息子でありながら、
オオクニヌシを説得しているうちに腹心してしまい
彼の子孫も伊勢でなく出雲の国造の祖先となったという…
何とも不思議な立ち位置の神様だ。
出雲大社オオクニヌシが祭神。伊勢神宮はアマテラス。

そして、彼はスサノヲとアマテラスが交わした
「誓約(うけひ)」で生まれたので
主祭神・スサノヲとは親子関係にあると言える。

そしてもう一人。清和天皇の子・貞辰親王
彼がこの地で亡くなったのを、
慈覚大使の弟子が合祀したのでココの祭神をやってるらしい。

さて、境内には牛もたくさんいるが
それ以上に狛犬が居る。
(まぁ2匹一組なので必然的に多くなってはくるのだが)
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鳥居をくぐって一番先に出会うのが、
このちょっと沖縄シーサー風な丸耳の獅子。

そして立派な三輪鳥居をくぐると…
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まずは第二ウシ!
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そして、ブラインドの隙間から張り込んでるようなヤツ(左)
と、どことなく笑い顔なヤツ(右)
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これ↓↑は超かっこよかったので大きい画像で。
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そして、最後は独特な顔をしたコチラ↓
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享保14年と書かれている。
江戸時代ではあるが、まぁ結構古めか。
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コレの片割れは、撮りたかったけど
手前に巫女さんが御守り売ってるテントがあって
近づけなかったので断念した。

そして、社殿に向かって右手前。
こちらジブリ風立ちぬ」の堀辰雄
幼少期かなり気に入っていたという撫で牛↓
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びんづる様のように、牛さんに手を当てて
自分の悪い(治したい)部位を撫でると治る!
と言われている。
また、前掛けを奉納してそれを子供につけると
子供が病気をしないとも言ったそうだ。
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どことなく、羊のような柔らかな顔をしている。
みんなの願いを受け止めて、
全体が気持ちよくツルツルである。
説明版によると、もとはこんなちゃんとした牛でなく
牛のような形に見える自然石が
「撫で牛」として信仰されていたらしい。

境内全体的には、
いつも管理人が行っているような
「年季入ってて自然が多い」感じではないが。
目に見える形でいろんなものがあって楽しい神社だった。

さて、当日は この足で猛暑の中
数m先にある三囲(みめぐり)神社めざしましたー。
また次回(/・ω・)/!